Kago

バージョン1.0.1・ZIP・LZH・PMA・MSX-DOS2/Nextor用

MSXのアーカイブをどの形式でも1組のツールで

KAGOはファイルやディレクトリのツリー全体を、ZIP、LZH、PMAのアーカイブにまとめます。UNKAGOはそれを一覧し、解凍します。現代のコンピューターで作られ、これまでMSXのツールでは開けなかったアーカイブも扱えます。形式ごとに別のツールを用意する必要はもうありません。シンプルな1組のツールで、すべてをこなせます。

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Apache License 2.0のもとで公開しているフリー・ソフトウェアです。すべてZ80のアセンブリ言語で書かれています。

1つのツールで3つの形式

KAGOはアーカイブの名前、または/F:で形式を決めます。UNKAGOにはスイッチはいりません。ファイルの名前にかかわらず、形式を自分で判別します。

ZIP .ZIP

現代のコンピューターの標準の形式です。zip、Windows、macOS、Linuxで作ったアーカイブをMSXで開けます。

KAGO
deflate、または無圧縮
UNKAGO
deflateと無圧縮

LZH .LZH .LHA

MSXでおなじみの形式で、現在のlhaの形式でもあります。32 KBと64 KBの窓にも対応しています。

KAGO
-lh5-、または無圧縮
UNKAGO
-lh0-、-lh1-、-lh4-、-lh5-、-lh6-、-lh7-

PMA .PMA .COM

MSXのためにMSXで生まれた、PMarcの形式です。自己解凍形式の.COMも、実行せずに開けます。

KAGO
-pm2-、または無圧縮。PMEXTで解凍できます
UNKAGO
-pm0-、-pm1-、-pm2-

入れるものと出すもの

KAGO 圧縮ツール

ファイルやディレクトリのツリー全体を新しいアーカイブにまとめます。既存のアーカイブに追加することもできます。

KAGO [switches] archive files...

UNKAGO 解凍ツール

アーカイブを一覧し、全体または指定したメンバーだけを、カレント・ディレクトリや別の場所に解凍します。

UNKAGO [switches] archive [members...]

できること

ディレクトリのツリー全体

ディレクトリを指定すると、その下にあるものがすべてZIPやLZHのアーカイブに入ります。UNKAGOは解凍しながらディレクトリを作ります。

現代のコンピューターのアーカイブ

lhaの-lh6-と-lh7-、zip、Windows、macOS、LinuxのZIPファイルも開けます。これまでのMSXのツールでは開けなかった形式です。

長いファイル名

MSX-DOSの8.3形式に収まらない名前は、Windowsと同じ方法で短くします。longfilename.txtはLONGFI~1.TXTになります。同じアーカイブからは、いつも同じ名前ができます。

アーカイブへの追加

/Aで既存のアーカイブにファイルを追加できます。3つの形式すべてで使えます。同じパスのファイルは置き換え、ほかは1バイトも変えずに残します。

安全な解凍

UNKAGOは書き込む前に、ディスクとメモリに収まるかを確かめます。すべてのファイルのCRCを検査し、/Oを指定しない限りファイルを置き換えません。

一部のメンバーだけ

*と?、またはディレクトリ名で、一覧や解凍の対象を選べます。/D:で別のディレクトリに解凍でき、なければ作ります。

日付と属性を保存

ファイルの日付と時刻、読み出し専用・不可視・システムの属性をアーカイブに記録し、解凍するときに元に戻します。

メモリの量に合わせる

どちらのツールも、実行したときに空いているマッパー・メモリを使います。足りなければ、KAGOは確認したうえで、小さな窓で圧縮するか、無圧縮で格納します。

turbo Rで速く

MSX-DOS2が動くMSX2以降ならどの機種でも動き、turbo RのR800モードではそのぶん速く動きます。

必要なもの

  • MSX-DOS2またはNextorが動くMSX2以降の機種。これらを動かせるエミュレーターでもかまいません。
  • メモリ・マッパー。MSX-DOS2が動くMSXには必ず備わっています。128 KBあれば十分です。

2つのツールのすべてはマニュアルで説明しています。実際の動きは使用例で見られます。

名前の由来

籠(かご)は、竹や籐を編んで作る入れ物です。ものを入れ、また取り出します。竹ひごを交互に編んだその編み目が、このサイトのマークです。